あああ  h.n の Stay hungry.Stay foolish.: 【自作PC】まな板PCを作ってみた ~その⑧ 組み立て手順、及び注意点(CPU、メモリの取付け。電源ケーブル配線)~

2013年4月7日日曜日

 
 
 

【自作PC】まな板PCを作ってみた ~その⑧ 組み立て手順、及び注意点(CPU、メモリの取付け。電源ケーブル配線)~

今回は組み立て手順、注意点(CPU、メモリの取付け。電源ケーブル配線)について書いていきます。
要所を注意すれば、組み立て自体は簡単です。


PCパーツ組み立てのPoint?


 静電気は絶対にダメ
   PCを自作、増設する際に最も注意しなければいけないのが静電気です。
   マザーボード等に触れた瞬間バチッと静電気がはしりショート(短絡)すると、最悪そのパーツは一発アウトです。

   ・パーツを触る前に金属(金属製PCケース等)を触り、体の静電気を逃がす。
   ・静電気が発生しやすい衣服(毛糸・フリース等)で作業しない。

 大体の作業の手順を頭に描いておく
   厳密に作業手順を覚えておく必要はありませんが、大体の流れは確認しておいたほうが良いです。
   作業が効率よく進められますし、なにより大きな見落とし、作業漏れが起こる可能性が低くなります。

 電気が流れている状態で作業しない
   そのような猛者はいないでしょうが、電源を物理的に切って(コンセントを抜く)から作業をしましょう。
   時間に余裕があれば、電源を切った後、数時間放置するとBetter。
 


いよいよPCパーツの組み立ての開始ですヾ(*≧∀≦)ノ゙ ラッタララ♪


マザーボードを取り出す


①マザーボードを箱から取り出し(各種付属品も一緒に)、静電気防止袋から取り出す。


②マザーボードを外箱の上に置く。
 外箱の上におく事で、上から力を入れてパーツを取り付けしやすくなる。
 しばし、マザーボードの回路、コンデンサ、配色にうっとりする(*´ー`*)


CPUを取り付ける


①CPUのソケットのふたを開ける。
 ふたの横にあるレバーの先端を押しながらスライドさせ、ロックを外す。
 ロックを外すのに若干力が必要ですが、レバーの周りはある程度スペースがあるので、
 怖がらず力を入れても大丈夫です。

 
②ゆっくりとレバーを倒します。同時にソケットのふたが持ち上がって動きます。


③CPUソケットの保護カバーを外す。
 保護カバーは大切に保管しましょう。
 この時点から、少し作業をスピーディーかつ慎重に進めます。
 ※CPUソケットピンに触れないよう注意。
 ※CPUソケットへほこりが入らないように注意



④箱からCPUを取り出す。
 真ん中に入っているのはCPUファンです。


⑤CPUの接点(マザーボードと接する方)が下になるように置き、静かにケースを開ける。
 勢いよく開けて、CPUが飛び出さないように注意する。


⑥CPUの向きに注意してケースから取り出す。


⑦CPUソケットにCPUを静かに置く。
 最終的にCPUソケットピンをCPUの凹部を挿すのですが、CPUを上から押さえてはめないようにして下さい。
 最終的に力を入れて装着するのはレバーを元に戻すときです。この時点では向き等に注意します。
 置くような感覚で載せるといいと思います。


⑧CPUがソケットに正しくはまっているか確認する。
 間違った場合は、ソケットの上下に指を入れるスペースがあるので、そこを利用してCPUを持ち上げます。
 間違った方向で力を加えるとCPUソケットのピンが変形し使えなくなります。最終チェックを。


⑨ふたを閉め、マザーボード側の金属の突起部分にひっかける。


⑩レバーをゆっくりと下ろす。


⑪レバーを、外したときとは逆にスライドさせロックする。


  CPUの取り付け終了!!!


CPUファンを取り付ける


①CPUファンを取り出す。ピンの向きを確認する。


②CPUファンを取り付け穴の位置に注意しながらCPUの上に載せる。
 CPUファンのケーブルがマザーボードのCPUファン用電源端子に届くよう注意します。


③対角線上のピンに同時に力がかかるよう上から押し込む。
 きちんと装着された場合は「ピンッ」とか「パチン」と音がします。


④CPUファンのケーブルをマザーボードのCPUファン用電源端子に差し込む。


  CPUファンの取り付け終了!!!


メモリを取り付ける


①スロットの両端にある留め具(ラッチ)を倒す。
 ラッチは片側のみの場合もあります。


②メモリをスロットに挿しこみ、両端を同時に押し込む。
 切り込みがあるため向きが違うとそもそも入りません。
 そのときはもう一度向きを確認してください。


③きちんと装着された場合は「カチッ」と音がします。


  メモリの取り付け終了!!!


電源ケーブルの配線


①メイン電源(24ピン)をマザーボードに挿し込む。
 ソケット形状が決まっていますので、間違った方向に差し込むことはないと思います。


②+12V電源(CPU用4ピン)をマザーボードに挿し込む。


③電源・リセットスイッチ、接続LEDを装着する。


  とりあえず配線終了!!!


動作確認


時間があれば、マザーボード、CPU、メモリの最小構成で電源をいれ、動作確認を行うことをお薦めします。
早い段階で初期不良に気付けますし、問題箇所の切り分けも容易になります。

初めての電源投入。
俗に言う「火入れ」というやつです(((; ゚Д゚)))ガクガクブルブル


無事、電源が入りました。
通電しているようですし、焦げた臭いもしません。


一安心ですε-(´∀`; )


メインパーツの組み立て終了です。
残すは、HDDの取り付け、ケースへの取り付けだけです。
終わりが見えてきて、なんだか祭りの終わりが近づいたときの寂しい気分ですね…




今回はこのへんで。
次回は組み立て手順、注意点(HDDの取付け、ケースへの配置)について書こう思います
みなさまのPCライフのお役に立てれば幸いです<(_ _)>


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